どうも、無事減量に成功し、MTGを解禁したオムそばです。
GBW(ゴールデンブログウィーク)ももう折り返し地点を過ぎたところ。五日目の記事を張り切って書きたいと思います。
ソフトウェアプロセス改善手法SaPID入門―現場力を引き出すシステムズアプローチ
- 作者: 安達賢二
- 出版社/メーカー: 日科技連出版社
- 発売日: 2014/03/01
- メディア: 単行本
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五日目の記事は、ChoPID(ちょっとSaPIDに取り組んでみるわ)の第二回。今回はSTEP1を実践してみました。
前回の記事にも書きましたが、現時点ではほぼ独学であるため、使い方や解釈の誤りなどがあるかもしれません。その辺はご容赦ください。
また、SaPID3.0まで出ておりますが、今回は入門書をベースに取り組みを行います。(1.0の状態で進めます)
■STEP 1 問題洗い出し・引き出し
前回同様、基本的に、入門書の第3章「SaPID の手順と実践ポイント」を参考に、自らの問題を解決する方針で進めていきます。
STEP 0 では、ゴールとテーマについて明確に定めました。
- ゴール:2018/12/31 までに "100記事"書く
- テーマ:「自ブログへの投稿」の"投稿頻度"や"投稿するまでのプロセス"に
おける問題点
STEP 1 は、テーマとして取り上げた切り口において、問題・課題(例えば「実際に困ったこと」や「解決できればうれしいこと」など)を洗い出します。
・実践のポイント(a) 問題洗い出し・引き出し
①制約事項は最小限に(あれはダメ、これは必要ない はNG!!)
②問題・課題を出しやすい安心できる場づくり(心理的安全性)
③チェックリストの併用(問題・課題が出なければ、典型的な
問題点を列挙したチェックリストを使う)
④付箋、ホワイトボード・模造紙の利用(以降のSTEPで行う
因果関係分析等で役に立つ)
⑤収集する問題・課題の数(大体20件前後)
②問題・課題が大量/著しく少ない場合(グループ化による集約や、
過去に発生した典型的な問題の洗い出し)
上記を意識して、Excelに洗い出してみました。
問題は11個くらいしか出ませんでしたが、テーマをQCDのCとDに絞った関係で、Qの問題の分、少なくなってしまったと考えます。
チームでこれを取り組む場合、このSTEP1によって、「情報が共有される」「問題認識を共有できる」ことができます。
STEP 1については、個人でやっている関係で、洗い出す時間はそこまでかかりませんでした。0.5~1.0hくらいでしょうか。
気になるのは、問題の数。11個くらいしかあがらなかったこと(想定値の約半分)。
実はSTEP 0 のテーマ設定が違うのでは?と少し疑いを持ち始めています。
しかし、先に進まないとなんとも言えないため、ひとまず前に進もうと思います。
[2018/05/03 追記]
上記の疑問について、ツイッターに投稿したところ、SaPID提唱者であるきたのしろくま(安達)さんにご回答いただきました。安達さん、ありがとうございます!
SaPID STEP1 で、1人プレイした場合、出てくる問題の適正値は、通常と変わらず20件前後なんだろうか? #SaPID
— オムそば @青緑マーフォーク (@teamomusoba) 2018年5月2日
一般的に20項目くらいが全体と詳細の両面をバランスよく把握しやすい、という経験則です。個人差もあるのであくまでも目安です。40、50項目になると情報が多すぎて意味やつながりを把握するのが困難になっていきます。一方で3とか5項目程度では全体を把握できなくなります。
— きたのしろくま(あだち) (@kitanosirokuma) 2018年5月2日
ありがとうございます。
— オムそば @青緑マーフォーク (@teamomusoba) 2018年5月2日
テーマを絞り過ぎているのかもしれません、今のところ、9つ程度です。もしかするとSTEP0の見直しが必要かもしれませんが、ひとまず先に進めてみたいと思います
自分の仕事のライフサイクルSTART〜ENDの過程上に9つを置いてみて、他の箇所にはないか考えてみてください。無理に出す必要はないですが、仕事の流れに沿って思い巡らすのは大事です。
— きたのしろくま(あだち) (@kitanosirokuma) 2018年5月2日
次回は STEP2 事実確認・要素精査 です。
それではまた。
※本記事は、以下の本を参考に書いています。
マネジメントしている人は、必読です!!とても読みやすくて良い本です!!
ソフトウェアプロセス改善手法SaPID入門―現場力を引き出すシステムズアプローチ
- 作者: 安達賢二
- 出版社/メーカー: 日科技連出版社
- 発売日: 2014/03/01
- メディア: 単行本
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