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【ChoPID】【GBW】"ちょっとSaPIDに取り組んでみるわ"  ~STEP0~

どうも、取りつかれたようにSaPID SaPID言っているオムそばです。
ゴールデンブログウィーク(GBW)と勝手に宣言して、ゴールデンウィーク中(4/28~5/6)
に毎日ブログを更新してみようと思います。

 

ソフトウェアプロセス改善手法SaPID入門―現場力を引き出すシステムズアプローチ

ソフトウェアプロセス改善手法SaPID入門―現場力を引き出すシステムズアプローチ

 


SaPIDの入門書を読破したので、本日から、SaPIDのセルフトレーニングをして、
その報告をblogにあげていこうと思います。

題して、「ちょっとSaPIDに取り組んでみるわ(ChoPID(ちょぴっど))」

なお、現時点ではほぼ独学であるため、使い方や解釈の誤りなどがあるかもしれません。その辺はご容赦ください。
また、SaPID3.0まで出ておりますが、今回は入門書をベースに取り組みを行います。(1.0の状態で進めます)


■そもそもSaPIDって何?
SaPIDとは、"なぜなぜ分析"のような、「問題解決の手法」の一つです。
他の問題解決との違いとしては、なんといっても「自律的な改善を促す」ことに重きをおいていること。
チームの改善をしたときによくありがちな、「改善しようと思っている人の熱意が周りに伝わらず、改善が進まない、効果が出ない」という事象を解決すべく作られたアプローチで、チーム全員が改善に取り組めるような趣向が随所に見られます。

詳細はこちら


■STEP 0 ビジネスゴール・成果状況/テーマ共有
早速ChoPID開始。今回はまずSTEP 0 に取り組んでみます。
基本的に、入門書の第3章「SaPID の手順と実践ポイント」を参考に、自らの問題を解決する方針で進めていきます。

・実践のポイント(a) 改善対象業務またはプロジェクト、チームメンバーの決定
  - 改善対象業務:blogの記事投稿
  - チームメンバー:オムそば
  
今回改善対象と選んだのは、"blogの記事投稿"。@yoshikiitoさんに勧められて始めたblogですが、彼から受け取った課題である「まずは100記事書いてみ」というのを、業務とみなして、SaPIDに当てはめようと思います。
なお、今回は一人での取り組みとなるため、"共有"系に関するものは割愛します(本当はとても大事な箇所なんだけど)。


・実践のポイント(b) ビジネスゴール・成果状況の共有
  - ビジネスゴール:2018/12/31 までに "100記事"書く
  - 成果状況の共有:blogで不定期報告

業務には期限がつきものです。今回の作業期限は今年中(2018年12月31日まで)とします。
なお、2018/04/28 時点で、記事数は35件、4月の投稿数は1件(今日入れても2件)と、今のペースではとても間に合わない(遅延が発生している)と言えます。
これがSaPIDによる問題解決のアプローチを使うことによって改善されていき、最終的に今年中に100記事達成することを目標とします。


・実践のポイント(c) 問題・課題を洗い出すテーマの設定・共有
  ★必須でやるポイント。これをやらないとSTEP1, STEP2が膨れ上がってしまう
  - テーマ:「自ブログへの投稿」の"投稿頻度"や"投稿するまでのプロセス"に
       おける問題点

"投稿頻度"は、スケジュールに対するアプローチ、"投稿するまでのプロセス"は生産性に対するアプローチとして設定。
もしかすると、投稿時の書き方などもあげるとよかったかもしれないが、今のところそこに対しては問題を感じていないため、あげていない。



というわけでまずはサクサクッと1hくらいでSTEP0 を終えてみました。
このSTEPでは、やはり実践のポイント(c)が肝であり、少々難しかったです。
範囲を絞りすぎても、広げすぎてもダメですが、「~すぎる」という基準はチーム事情によって異なるはずなので、数をこなしていく中で、「~すぎる」を体感していくしかないかなと。

このSTEPにかけた工数は、大体0.5h~1.0hでした。


次回は STEP1 問題洗い出し・引き出し です。
それではまた。


※本記事は、以下の本を参考に書いています。
 マネジメントしている人は、必読です!!

 

ソフトウェアプロセス改善手法SaPID入門―現場力を引き出すシステムズアプローチ

ソフトウェアプロセス改善手法SaPID入門―現場力を引き出すシステムズアプローチ