ボドゲを愛するテスト屋さん

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Backlog World 参加レポート①

どうも、渋谷駅西口に辿りつかず迷子になりかけたオムそばです。

 

株式会社ヌーラボさん主催の、Backlog World というイベントに参加してきました!
プロジェクト管理や、チームマネジメントに関する知見を広げるため、参加したのですが、想像以上に大収穫があった一日でした!

※本記事は、ひびテク の イベントレポートを書くときに気をつけているポイント を参考に書かせていただきました。@yoshikiitoさん、ありがとうございます。


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会場は"Aステージ"と"Bステージ"の2つに分かれており、それぞれ別々のセッションが開かれる形式でイベントは執り行われておりました。
参加者は事前に何を聞くべきか、タイムスケジュールとにらめっこして、自分の予定を立ててから、イベントに参加します。

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最終的に私は、以下の7つに絞りました。

  • I BELIEVE THE POWER OF TEAMWORK!! 
  • レガシーな新聞社が本気でテクノロジーメディアを目指す開発プロジェクト
  • テモナ流バックログの使い方
  • Mackerelのクライアントワークから学ぶ情報共有の成功と失敗
  • 仕事と子育ての両立を支援するプロジェクト管理ツール活用術
  • てんやわんや!イベント運営とWeb制作
  • ヤッホーブルーイングのチームづくりと熱狂的なファンづくり

ということで、いざ会場へ!

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超オシャレオフィス!!

 

基調講演 橋本 正徳(株式会社ヌーラボ) と...

まず最初は、株式会社ヌーラボ代表取締役の橋本さんの基調講演からスタート。
Backlog World の趣旨説明や、昨今の仕事に関する環境のお話や、ヌーラボが目指す姿に関するお話をしていただきました。

以下、講演を聞いた際のメモ。

  • "働き方改革"という言葉をよく聞くようになった。多様性を認める社会になりつつある。
  • 首相官邸のサイトに書いてある働き方改革に関する概要を読んでも、いまいちピンとこない。特に、「働き方改革こそが、労働生産性を改善するための最良の手段」という部分に疑問を覚える。(それ自体は称賛されるべきだし、賛成もするが、はたして"最良の手段"なのか?)
  • 日本の生産性は、主要先進国の中では最下位である。
  • 労働生産性をあげるには、成功した良質のプロジェクトを増やすことが重要なのでは?
  • 働き方の多様性が入ってくると、プロジェクトマネジメントが複雑化する
  • 働き方改革は、プロジェクトマネジメントの腕次第
  • ヌーラボはコラボレーションツール(Backlog, Cacoo, Typetalk)を通して働く楽しさを提供

と、ここまではまじめで良いお話だったのですが、突如、場の雰囲気が一気に転換する。

「岡本先生~!!」

私は初めて見たのですが、その後九州の知り合いにお聞きしたところ、福岡県民の中では知らない人がいないレベルの有名人だそうです。
あまりにインパクトが強く、話に聞き入ってしまったので、ここからメモが激減してしまいましたが、岡本先生の話を要約すると以下のとおり。

  • "プロジェクト管理"を理解している人は、アンケートによると 8%しかいない
  • ヌーラボの橋本さんですら、理解できていない
  • 2時間口頭で説明したが、それでも理解してもらえなかった
  • しかし、世界初のプロジェクト管理ボードゲームをやることで、30分で理解できるようになる!(橋本さんが別人になるレベル)

ボードゲーム!!!!!
まじかっ!!!!!

まさか、こんなところで、ボードゲームの話と巡り合えるなんて思ってもみませんでした。
世の中、何が起きるかわかりませんね。この後試遊させていただきました。
※プロジェクト管理ボードゲーム「プロジェクトテーマパーク(仮称)」については、別記事でまとめます。(レビュー記事を書く許可もいただきました!)
 

嵐が過ぎ去り、冷静さを取り戻したので、案内に従い、Bステージ会場へ向かう。

 

■I BELIEVE THE POWER OF TEAMWORK!!
  小久保 祐介(株式会社ヌーラボ)

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そうそう、私が今日聞きにきたのはこういうやつ!

本セッションでは、組織の人数増加によるチームマネジメント、チームビルディングの悩みと、その解決案、及び解決案をトライしてみた結果について、講演されていました。
以下、講演時のメモ。

  • ヌーラボには"優秀なエンジニア"、"強力なカスタマーサポート"、"フラットな組織"があり、非常にうまく回っていた。しかし、ここ最近うまく回らなくなってきた気がする。
  • ここ数年で社員が増え、また、各拠点が離れていることにより、コミュニケーションが希薄になり、人数が増えたことでプロジェクトも複雑化し、管理が大変になってきている。
  • 結論:今の仕組みとマインドセットを変える必要がある
  • 必要なことは「知る」こと
    プロダクトを一緒につくる仲間のことや、プロダクトのミッションとビジョン、会社のことを「知る」ことが、重要である。
  • チームの自己組織化に必要な3つの事柄
    - 向かうべき「目的」
    - 実行できる「権限」
    - 判断に必要な「情報」
  • Backlogチームの「知る」ための取組1 Product Owner チーム結成
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  • Backlogチームの「知る」ための取組2 Backlog Gathering の開催。
    ※Gathering と聞いて真っ先にMagic the Gathering が浮かんだのは内緒だ
    ※Backlog Gathering とは、福岡の本社に社員全員が集まり、職種を超えて共通の話題で盛り上がるMTG。
  • チームビルディングで小久保さんが大事にしていること
    - 自分も相手も完璧じゃなくてもよいと思える雰囲気づくり(心理的安全性)
    - 孤独な仕事との距離を近づける
    - 雑談できる場をあえてつくる

拠点が離れていたり、組織規模が大きくなると、どうしてもコミュニケーションが希薄になりがち。そこに気づき、解決するために行動を起こしている点が、非常に素晴らしいと感じました。
また、それに賛同してくれる社風も、追い風になっているのかなと思いました。

 

■レガシーな新聞社が本気でテクノロジーメディアを
    目指す開発プロジェクト
    西馬 一郎(株式会社日本経済新聞社)

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諸事情によりはるか後方に...うう、スライドが見づらい。。。

日経電子のバーン(版)のお話。私も一年くらい前からお世話になっております。
ただ、お話を聞くまでは、恐れながら、新聞社の開発なんて、どうせ外注だろ?と思っていました、すみません。
驚いたことに、日経電子版は、外注ではなく内製とのこと。しかも、やってることも一般のIT企業とそん色ないというか、下手なアプリ開発会社よりも勝っているんじゃないかと、お話を聞いて感じました。 
以下、メモ。

  • 日経電子版、かつてプロジェクト管理(課題やスケジュール)はExcelベースでやっていた。しかし、ステータスの管理が面倒だったり、複数人で同時に編集しづらかったりと、色々と難があった。
  • アプリやフロントの開発は、スピード感が求められるため、外注には頼れない。内部の開発力を高める必要がある。
  • 開発力を上げるために、コミュニケーションコストを下げた。
    具体的には、Backlog, slack などを使い、会議を極力減らし、
    キーマンが会議につかまり続けることのない状態を作り出した。
  • また、中途採用で新しい血を入れたり、外部コンサルやユーザの声に耳を傾けることで、開発スタイルやマインドを変えた。
  • その結果、Good Design award をはじめ、目覚ましい活躍を見せている。
  • 現在、日経のBacklogは、使用者数830人、プロジェクト数210PRJ。
  • 使い方として、会議をチケット登録し、そこにアジェンダや議事録を載せて共有したり、お客様の意見を自動登録できるようにしたり、それをslack と連携して関係者に通知したりしている。
  • 社員旅行も、Backlogで管理して大成功!
  • ただ、一部、Backlogでは管理しづらい部分もあって、そこだけはExcel管理に逆戻り。。。(予実管理部分)

え?中小企業ですか?ってくらいフットワークが軽い!(実際には裏でものすごい努力と苦悩をされたのかもしれませんが)
また、プロジェクト管理、タスク管理をBacklogに集約できるのは、Backlogの柔軟性があるからこそ、できる技なんだろうなと感じました。

 

さて、長くなってしまったので、いったんここで切ります。
次回は"ちょっと太めのムロツヨシ"のセッションから!!こうご期待!!

続きはこちら

 

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