どうも、二日酔いで次の日ポンコツと化したオムそばです。
今回は、ソフトウェアテスト界隈のオンライン飲み会に参加した際にLTで喋った内容をご紹介します。
「"チーム作り"に"ミーティング"は不可欠だろ?何当たり前のこと言ってんだこの卵かけ焼きそばが」と思った読者の皆様、オムそばはただの卵かけ焼きそばではありません、訂正してください。
"会議"かと思った?残念!"マジックザギャザリング"でした!
ということで、今回は米ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が作った傑作、マジックザギャザリングと、チーム作りの親和性についてお話ししたいと思います。
トレーディングカードゲームの最古にして最高峰であるマジックザギャザリング。
このゲームは、いわゆる"デッキ構築型ゲーム"と呼ばれ、好きなカードを規定枚数(60枚以上)揃え、それを自分のデッキとして構築し、プレイヤーと対戦するゲームになります。
このブログでも何回か紹介はしていますが、それはもう大変面白いゲームで、その証拠に「もっともよく遊ばれているトレーディングカードゲーム」としてギネス認定されていたりもします。
その面白さの一つとして、"自分の考える最高の組み合わせでカードを揃え、デッキを構築すること"があります。
つまり、"自分のチーム"を作るわけです。
私も組織マネジメントを勉強している身として、どうやれば強いチームが作れるのか、常日頃から考えていますが、もしかすると、このゲームにおける"強いデッキ"の特徴は、仕事における"強いチーム"に繋がるのではないか?と私は考えました。
でも、本当に似ているのか?思い当たる項目をピックアップ!
御覧の通り、似ていない箇所を探すのが難しいレベル。
"チーム"と"デッキ"が、いかに親和性が高いかがこの表で伺えます。
真ん中にいる、暗殺者兼海賊兼神童の恋人候補であるヴラスカさんも納得のラインナップ。
似ている箇所として、例えば、カードにはそれぞれ役割があります。『エース』、『エースのサポート』、『相手の妨害』、『相手の妨害からの防御』等々、それはまさにチームの中の『リーダー』、『サブリーダー』、『メンバー』の関係性であったり、『開発』、『品証』、『PM』の関係性などと同じではないでしょうか。
他にも、仕事もカードも同じですが、強いカードは、基本的に使うために"高いコスト"がかかります。また、"安いコスト"で強いカードもありますが、そういったカードには何かしらのデメリットがついていたりします。
じゃあ強いデッキってなんだろう?
強いデッキは、基本的にチーム全体のコストバランスが非常に良いです。強いカードで高コストのものばかり並べていても、このゲームは勝てません。
また、大抵の場合、「こいつを場に出せば勝てる」というエースを軸にデッキは組まれています。繰り返しになりますが、全てがエースである必要は全くありません。
それぞれのカードが、それぞれのコストで果たせる最大限の役割を果たせば、ゲームに勝てるのです。
そして、強いデッキのもう一つの特徴としてあげられるのは、テーマ、つまり、"何がしたいか"がはっきりしているということです。目的のはっきりとしたデッキは、全てのカードがその目的に沿って組み込まれているため、統一性がある強いデッキになります。
さて、ここまで読んでいただいた皆様であれば、"強いチーム"を作るには、何をすればよいか、薄々わかってきたのではないでしょうか。
そうです、やることは一つしかないのです。
さあ、今すぐショップへGO!!!
※初めての方は、単体でデッキとして完成している"プレインズウォーカーデッキ"を買うことをお勧めします。