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"勉強会やセミナーに参加したほうがよい" をRPGで例えてみた

どうも、夢のような二日間が終わり、現実世界に強制送還されたオムそばです。

 

今回は、そんな幻想世界にもう一回戻りたいなと思いながら、「勉強会やセミナーに参加したほうがいいよ」というのを自分なりの解釈で表現してみました。
ここからは、RPGをやったことない人にとっては、さっぱりわからない内容かもしれませんが、ご容赦ください。

 

■お仕事をRPGで例えると、用語は大体こんな感じ

・主人公:自分
・敵:課題や作業
・装備品や、魔法:ツールや、身に付けた技術

 

■もしも勉強会やセミナーに参加したことがなかったら?

主人公のオムそば君は、毎日決まった時間に「はじまりの森」に出かけ、そこに出現する低レベルモンスター「ゴブリン」を5体倒し、一定の経験値と収入を得て帰宅して寝る、そんな日々を過ごしていました。

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オムそば君は、外の世界には興味がなく、生きるための収入が得られていることに満足しており、新しいことを始めたり、新しい場所に行くことはしませんでした。

そんな日々を過ごしていたオムそば君ですが、ある日、いつものように「はじまりの森」に狩りに出かけると、そこにいたのはいつものゴブリンではなく、1匹の"見知らぬモンスター"でした。

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オムそば君は思いました。「ま、よくわからないけど、倒せるだろ」と。
しかし、現実はそう甘くはありませんでした。

まず、オムそば君の持っている武器では、見知らぬ敵の固い皮膚を貫くことができませんでした。
また、見知らぬ敵の攻撃を受けとめようとしましたが、想定以上に強く、そして速く攻撃され、防御する間もなく受け止めきれませんでした。

今までゴブリンの倒し方しか知らなかったオムそば君は、見知らぬ敵の攻撃になすすべなくやられてしまいました。

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オムそば君は傷だらけになりながら、帰宅し、自宅で静養しながら思いました。
「俺の活躍できる職業はこれじゃない、別の職業に転職しよう」

 

■もしも勉強会やセミナーに参加していたら?

主人公のオムそば君は、毎日決まった時間に「はじまりの森」に出かけ、そこに出現する低レベルモンスター「ゴブリン」を5体倒し、一定の経験値と収入を得て帰宅して寝る、そんな日々を過ごしていました。

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ある日のこと、いつものように「はじまりの森」に出かけようとしたところ、街の一角で人だかりができていました。
なんだろうと覗き込んでみると、一人の強そうな人が、はじまりの森の危険性について話をしていたのです。

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強そうな人「わしは長年はじまりの森を探索し、研究してきた。はじまりの森にはゴブリンだけでなく、稀に"オーク"と呼ばれるモンスターが現れることがある。オークは皮膚が固く、頑丈で、動きも早い。じゃから、初めて遭遇した人は、戦おうとせず、逃げたほうがよい」

なんと、自分が行っていた森に、まだ自分の知らない危険が潜んでいた、というのです。オムそば君は興味本位で強そうな人に質問しました。

オムそば「その、オークとやらを、倒す手段はないのですか?」

強そうな人は丁寧に答えました。

強そうな人「ないわけではない。わしも何度も倒してきたしな。奴を倒すには普通の剣ではダメじゃ。わしが持っているような、大振りの斧を使うとよい」

オムそば「私は斧を使ったことがありません。どうすれば使いこなせるようになりますか?」

強そうな人「まず斧を使って毎日十本、木を切り倒すのじゃ。次に、その斧でゴブリンを2体一気に倒せるようになるのじゃ。そこまでできれば、きっとオークと戦うこともできるじゃろう」

オムそば「うーん、斧は難しいかもしれません、他に倒す方法はないのですか?」

強そうな人「そうじゃなぁ…わしの専門ではないが、魔法を使うという手もあるぞ」

オムそば「魔法?それはどういったものですか?」

強そうな人「よし、ではわしについてこい、魔法使いのところに案内してやろう」

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その後、オムそば君は、魔法使いに会い、自分を強くする魔法を教えてもらいました。
(魔法を覚えるために、魔法使いにお勧めされた魔法の書物をたくさん読みました)

そして月日が経ち、いつものように狩りに出かけたオムそば君の前に、ついに"オーク"が立ちふさがります。

オムそば君は思いました。「こいつを倒すためには、まず自分を強化する魔法をかけ、その後敵が攻撃したきたタイミングを見計らい、カウンターの一撃を奴に食らわせる、そうすればきっと勝てる」と。

相手の行動や、特性を理解し、それに対抗するための手段を身に付けていたオムそば君にとって、オークを屠ることはゴブリンを倒すのと同じくらい、楽なことでした。

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オムそば君はオークを初めて倒せた嬉しい気持ちを、一生忘れませんでした。
そしてこんなことを思うようになりました。
「自分も、あの人たちと同じように、自分の経験してきたこと、学んだことを他の人に伝えて、この街の皆がはじまりの森を安全で簡単に確実に攻略できるようにしよう!」と。

 

■つまり、勉強会やセミナーって?

ここまで読んできた方なら、もうお分かりですよね?
そう、勉強会やセミナーは、「自分の知らなかった事柄を知る機会」であり、「対処したい課題の解決策を知る機会」であり、「先人達と接点を持てる機会」であるわけです。

今回は、同じ現場にずっといて、そこに突然いつもと違うモンスターが出現するイメージで書きましたが、突然見知らぬ土地へ異動させられるケースだってあると思います。
その時も、同じように、自分の知っていることの範囲を広げておけば、対応できる可能性が高くなります。

 

世の中にはたくさんの勉強会やセミナーが存在します。
自分の興味のある業界の勉強会やセミナーには、積極的に参加することを強くお勧めします。

IT系だと、connpassや、TECH PLAYなんかが、勉強会やセミナーなどの情報を取りまとめています。
アカウント登録は簡単なので、是非、騙されたと思って登録し、そして、何かしらのイベントに参加してみてください。

冗談でも大袈裟でもなんでもなく、人生が変わります。