ボドゲを愛するテスト屋さん

ソフトウェアテストとか、ボドゲとかを自由気ままに。

"カスタムヒーローズ"をプレイしてみた

どうも、"ラヴニカの献身"のリリースが楽しみなオムそばです。

新ゼガーナ早く使いたい!!

 

さて、今回は、2019/1/10に日本語版が発売された「カスタムヒーローズ」をプレイしたので、その感想を書きたいと思います。

f:id:teamomusoba:20190114160044j:image

ワクワクするパッケージデザイン!

 

■ゲーム概要

本ゲームは、一言でいうと、「トランプの大富豪(大貧民)の進化版」です。
プレイヤーはそれぞれランダムに配られた10枚のカードを使い、前のプレイヤーが出した数以上の数字(このゲームでは戦力値と呼ぶ)を持つカードを同じ枚数分出していき、手札を使い切った人から勝ち上がりしていきます。
カードはそれぞれ1~10までの数字が記載されており、プレイヤー人数分の枚数それらが存在します。(3人プレイの場合、1~10までのカードが3枚ずつ)
※2人プレイの場合は15枚ずつ配られます

そして、ここからがこのゲームの特徴になりますが、プレイヤーはそれらのカードを出す前に、自らが持つ強化カード(透明なカード)を、数字が書いてあるカードに重ねてプレイすることができます

f:id:teamomusoba:20190115192816j:image

これが強化カード。これだけではよくわからないが...


f:id:teamomusoba:20190115192823j:image

この戦力値が書いてあるキャラクターカードに重ねると...


f:id:teamomusoba:20190115192808j:image

こうなります。(2だったキャラクターが10の強さになったり、能力を持ったりする)

 

強化したカードは次に持ち越されます。シャッフルされ、ランダムに配り直されるため、前ラウンドで自分が強化したカードが、次のラウンドで相手の手に渡ることも起こり得ます。

強化カードは、ラウンド終了時のボーナスフェイズに獲得することができます。

 

f:id:teamomusoba:20190115192854j:image

ボーナスの早見表。1位になると勝利点を多くもらえますが、強化カードや、強化カードの能力を使うためのパワートークン(お金のようなもの)は少なくもらいます。

 

ゲームは、10勝利点を持った人が、ラウンドであがると、勝ちになります。(10勝利点得ただけでは勝ちになりません)

 

■実際にプレイしてみた

個人評価:★★★★☆
プレイ時間(2人プレイ時):50分(初回説明10分込み)

 

今回は友達と2人でプレイ。

お互い初見でしたが、大富豪を元にしたゲームであるため、ルールブックを5分ばかし読み合わせするだけで、すぐに理解できました。

1ラウンド目は、強化カードはほとんど入っていないため、特に盛り上がりもせずに終わりました。
お互いに何を持っているのか、逆算できるため、先が読めてしまうからです。

しかし、2ラウンド目以降は、ゲームがガラリと変わりました。
強化カードがどんどん差し込まれて情報が更新され、お互いにパワートークンが溜まっていき、戦術の幅が一気に広がるからです。

f:id:teamomusoba:20190115192738j:image

強化カードによって能力が付いたカードは、その能力を発動するためにパワートークンが必要になります。能力を使わない、という選択も可能で、そうした場合、逆にパワートークンを得ることができます。
どのタイミングで能力を発動するのかが、勝敗のカギを握ります。

今のところ、強化カードはそこまで種類はありません。
盤面の操作としては、11バックのようなもの(数字が弱い方を出すルールに変わる能力)しかありません。これから、8切りや、スペ3などのような強化カードを増やすこともきっと可能でしょう。
拡張性が高く、これからが楽しみなゲームです。 

カスタムヒーローズ 完全日本語版

カスタムヒーローズ 完全日本語版