どうも、怒涛の二連続更新しているオムそばです。
GBW八日目は、ゲームマーケット2018春 で手に入れた、
アトリエΦさんの「トイレの香夜子さん」のゲームレビューをしたいと思います。
■注意!!この記事にはガチで怖い画像が貼られます!!
和製ホラーが大好きな私が、一目見て「これは!!」と思いました。
ものすごいインパクトのあるパッケージデザイン。
ホラーボードゲームで有名なところでいうと、EJIN研究所さんの「ハコオンナ」がありますが、あちらもパッケージのインパクトがすごかった。もうね、怖いのほんとに。
それに勝るとも劣らない、恐ろしいパッケージがこちら。
ホラーが苦手な人は、見ない方がいいです。
これ、やばない?
顔の大きさと体の大きさの不自然な不一致具合や、吸い込まれそうな虚ろな表情。
もう瞬きしたら一瞬で目の前から消えて、いきなり隣に移動してきていそうな雰囲気を醸し出していて、これはもうアッパレという他ない。
しかし、パッケージが良くても、中身が怖くないと、意味がありません。
このゲームは、ボードゲームという限られた空間で、いかにして恐怖を演出するのか?
実際にプレイしてみました。
■テストプレイ!!
このゲームは、2~4人プレイ用のゲームなので、いつもの(?)ように、脳内私を2名作り出してテストプレイ。
※脳内私とは、購入したゲームをいち早くプレイしたいけど遊んでくれる友達が少ない人がよく作り出している、ボードゲームを一緒にやってくれる頼もしい仲間たちだ!脳筋タイプや、頭脳タイプ、変則プレイタイプなど、様々なプレイスタイルを持っている!疲れるから、大体3人が限界だ!
・あらすじ
N県某所にある廃村に怪談ツアーで訪れた家族一団が、「カヨコさん」がいる廃校のトイレに閉じ込められてしまった。はたして、「カヨコさん」に遭遇せずに、無事トイレから脱出することはできるのか…?
・ゲームの勝敗
"トイレのエリアから、誰か一人でも脱出できたら、「生者」の勝利。脱出者が勝利となる。"
え、家族なのに誰か一人でも逃げ切ったら終わりなん…?
"うしみつ時になるか、誰かの家族が全員リタイアする と勝者不在でゲーム終了となる"
どうやら、プレイヤーが家族の一人になるのではなく、1プレイヤーにつき1家族のようです。
説明書にしたがって盤面つくり。できた盤面がこちら。
この扉のどこかに、香夜子さんが…というかまぁ、全扉に1香夜子さんがいるんだけど…。
扉の所は5枚重ねになっていて、そのうち1枚が香夜子さんカード。
ちなみに、私は既に呪いがかかっているのか、写真のようなめちゃくちゃ怪しい扉ができてしまいました。皆様準備する際は扉の向きに要注意。
明らかに扉の向きが他と違う…。まさか、香夜子さんが扉をひっくり返した、とでも、いうのだろうか…。
・手番でやること
手番でやることは、「サイコロを振って出た目の数だけ駒を移動させる」のと、「手持ちのアイテムカードを使う」だけ。移動した後、トイレカードの前に止まったら、強制的に開けなければいけないらしい。えぇ…開けなければええやん…このトイレ、窓とかないのかよ…。
サイコロを振って、出た目を移動して…
めくる!!
おまっ、誰!?入れさせろよトイレ!!
サイコロを降って、出た目を移動して…
めくる!!
おあああぁぁぁ!?出たぁぁああ!!
あっさり登場した香夜子さん。この後香夜子さんが不規則に動きながら(出た目が2か5の時に同じ数だけ動くので、速い時は本当に速い)、プレイヤー(私と僕)を追いかける。
トイレの中には、悪いことだけじゃなく、良いこともある。
こういうアイテムを駆使して、なんとか生き延びることを考える
ほどなくして、レインコートを来たウィルスミスの息子みたいな少年から鍵を貰い、いざ脱出へ…。
その頭の後ろにあるのはアフロ、とでも、いうのだろうか…。
が、ダメ……ッッ!!あぁぁ……(ぐにゃぁ~
また鍵を探すところから…。
最終的に、結果は「うしみつ時(2時)になって全滅END」でした。鍵はすぐに見つかるんだけど、脱出が…20%の確率でしか脱出できないのはきつかった…。
■総評
総合評価:★★★★☆
めっちゃ怖いヒューゴー。
プレイ前は、でっかいトイレだなぁwって思っていましたが、実際にプレイしてみると、香夜子さんがいると狭い狭い…。段々と人が減っていくし、中々の恐怖を味わえる作品。
ホラーが苦手な人は絶対プレイできないが、ルールは簡単なので、ボドゲ初心者にもオススメできます。4人プレイが多分一番面白いかな。
いらないアイテム押し付けてトイレから追い出し合いしたり、自分の番が来る前に香夜子さんがどんどん動いたりと、自分の手番じゃない時に起きると嫌なイベントが多いので。
この夏、肝試しの代わりに「トイレの香夜子さん」はいかがかな?それでは。