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組織マネジメントにおける失敗と失敗と失敗

この記事は、Backlog Advent Calendar 2019 14日目 の記事になります。
前回の記事はkazkandaさんのバーンダウンチャートについて(現在作成中?)でした。

どうも、Backlog Advent Calendar 初参加のオムそばです。
それなのに Backlog については書きません、すみません。

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今回は、私が今までチームリーダーとして組織マネジメントを5年程してきて経験してきた、様々な失敗について書いていきたいと思います。

■失敗1:メンバー間の問題を1日置いてしまった

起きたこと:小火が次の日には大火事となり、やがてメンバーが辞めた

メンバー同士、いつでも仲がいいわけではありません。むしろ、気の合う仲間がチームに揃うことはかなりレアケースです。
時にはお互いの不満が爆発したり、最悪の場合、ハラスメントが発生してしまうこともあるでしょう。
そういった声がメンバーからあがったときは、速やかに"事実確認"をしましょう。
当事者たちから個別に話を聴き、事実確認を行ってください。
また、できれば"暫定対応"まで、その日中にできるとよいです。
とにかく、行動を早めにしておかなければ、「動いてくれない、頼りにならないリーダー」のレッテルを貼られてしまうでしょう。
 

■失敗2:受け入れマニュアルをおざなりにした

起きたこと:古く不完全な受け入れマニュアルを使うことで、新メンバーの立ち上げが遅れた

超短期的な組織でなければ、組織に新陳代謝は必ず起きます
新しいメンバーが参画したときには、必ず受け入れマニュアルを作りましょう。
また、マニュアル通りにやってもうまくいかないことは多々あります。
そのときは、必ずうまくいかなかった点を明確にし、マニュアルを更新するようにしましょう。
そうすれば、次のマニュアルはよりわかりやすく、より完全に近づくでしょう。

 

■失敗3:定例MTGの見直しを行わなかった

起きたこと:マンネリ化により参加者の意識が低下し、意味の薄いMTGに成り下がった

定例MTGで進捗確認や、メンバーの状況報告をさせることはよくあるMTGです。
しかし、同じやり方で半年も続けていると、段々と報告の内容が薄れ、議事進行者のみ喋って、周りが内職ばかりしたりすることになるでしょう。
議事進行者を交代制にしたり、報告内容に変化をもたらせたり、いっそのこと形骸化したMTGを廃止し、文書報告だけにさせるなど、意味の薄いMTGに対して対策を講じるとよいでしょう。 

 

■失敗4:メンバーに相談せずに方針を決めてしまう

起きたこと:メンバーが方針に納得せず、やらされ感満載で作業をしてしまい、成果がでてこなかった

メンバーに指示を出すときに、ろくに背景を説明せずに、決定されたゴールだけ示してやらせてしまう。
これをすると、メンバーは納得感がなく作業を遂行してしまうため、まともな成果物はでないでしょう。
何か作業となりうる事象が発生した場合、その事象を解決するための手段や、現時点での自分(リーダー)の考えを伝え、メンバーに相談しましょう。
時間の関係や、状況次第で、すぐに動いてもらいたい場合ならば、最低限、背景を含めてその作業のやる意味を説明してあげましょう。
納得感が、良い成果の秘訣です

 

他のリーダーの何かの参考になればと思います。それでは。