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「結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」の感想【読書の秋】

どうも、まずは小目標である5冊達成して一息ついているオムそばです。
でも、ひと月に10冊は無理だった...。

 

さて、今月は"読書の秋"と称して、私が持っている技術書の感想文を記事にしていきたいと思います。
第五弾は「結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」です。

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる

 

■どんな本?

本のタイトルに結論書いちゃってますが、すぐ行動することが、ビジネスなどにおいて成功を収める秘訣であると書かれている本。
行動力を身につけるコツやマインドの使い方などが書いてあります。

 

■どんな人におすすめ?

本に書いてあるのでそのまま書きます。

  • いつも考えているうちにチャンスを逃す
  • 「やらなきゃ」と思ってはいるのに、腰が上がらない
  • 面倒くさくて、つい先送りにしてしまう
  • いつもギリギリにならないと動けない
  • 口だけでなかなか行動できない

 

■自分に響いたポイント

  • 行動できない人は、阻害している要因を付箋などに書き出して(掻き出して)みる。そうすると、客観的に状況が整理できるようになる。
  • 行動できない人は、「自分の力」だけで解決しようとするため、6つの他力を活用しよう。「ヒト」「モノ」「カネ」「知識・情報」「スキル・ノウハウ」「その他(スポーツなど気分転換できる趣味などで、間接的に自分の力を引き出すもの)」
  • 行動できない人は「まだ○時間あるから大丈夫」と考えるので、締め切りだけでなく取り掛かる期限(いついつまでにスタートさせる)を設定する。
  • 行動する人は、頭の中に「見取り図」を描いて行動している(現在地→問題点→必要なこと→やるべきこと→ゴール)。
  • 行動する人は、プロセスを分解してシンプルに行動する。課題や問題は大きなプロセスになりがちで、最初に何をすればよいかわからなくなるため、以下のようなやり方で分解していく。
     1. 「具体的には?」と問いかける
     2. 「ほかには?」と問いかける
     3. 「要はどういうことか?」と問いかける
     4. 課題解決後の状況を想像する
     5. 「そのためにできることは何?」
     6. 「最初の一歩は何?」
  • 過去の失敗や成功を活かすために、ノートや手帳(個人的にはブログもあり)などに書き出しておく。たまに見返すと、振り返りができる。
  • 注意点を指摘する際のコーチングプロセス
     1. 相手から、仕事の上で「うまくいっているところ」を話してもらう
     2. そのあとで、相手の中で「うまくいっていないところ」を話してもらう
     3. さらに、「うまくいっていないところ」の中でも、そうはいっても「うまくいっているところ」について話してもらう
     4. そこまで話してから、あらためて「改善したいところ」を話してもらう
     5. 改善するために、「まず何から始めるか」について話してもらう
  • 不安感情の伝染を防ぐために、積極的に気分のコントロールをしていくとよい。
  • 人のやる気の素
     1. 上昇・達成系
     2. 人間関係系
     3. プロセス志向系
  • 仕事の目標だけではなく、人生の目標を持つこと

 

 中々行動ができない人で、自分を変えたいって人には特におすすめの本です。

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる

 


ところで、関係ないですが、5冊目書いた時点で、冒頭に「技術書の感想文」と書いていたことに気付きました。
でも、紹介していたのって、はたして世間一般でいう技術書というのだろうか…。

まぁ、ソフトスキルも技術。間違ってない間違ってない。