ボドゲを愛するテスト屋さん

ソフトウェアテストとか、ボドゲとかを自由気ままに。

"仕事に対して無関心なメンバー"の攻略法

どうも、意識高い系のオムそばです。
こんなテーマの記事書いちゃう俺、意識たけぇー。

 

今回は、マネージャーになった誰もが一度はぶち当たる壁、"仕事に対して無関心なメンバー"の自分なりの攻略法を書き記します。

 

■Step0. 前提

まず、この攻略法は、万人に通じるものではありません。どな策をうったとしても、何も響かない人が必ず一定数(私の感覚では2-3割)います。
その人たちも含めて仕事に関心を持ってもらおうとすると、たちまち自身の心を壊すので、おすすめしません。
自分の体力、精神力と相談しながら、割り切る部分は割り切りましょう。

また、自分が、"この人は仕事に無関心な人"だと決めつけていた人が、案外(失礼)仕事と真剣に向き合っていたりします。
今回ご紹介する攻略法は、この"仕事に無関心な人だと誤解する"ことに対しても、効果があります。

 

■Step1. 多面的に探る、観察する

f:id:teamomusoba:20180704061118p:plain

マネージャーは、仕事に対する取り組み方だけでなく、メンバーの興味関心や、普段の生活をどう過ごしているのか、多面的に観察した方がよいと考えます。

例をあげると、毎朝定時ギリギリ(時々遅れる)で、夜もすぐ帰る人がいた場合、それを職務怠慢と決めつけてはいけません。
その人には実は、幼い子供がいて、保育園の送り迎えをしているかもしれません。
また、会議中の居眠りも、子供の夜泣きに悩まされて毎日寝れていないのかもしれません。

"遅刻"、"居眠り"などの一側面だけ見て判断しては、仕事に関心がある人を、"やる気のない人だ"と誤解してしまう可能性があります。

※誤解のないように言っておくと、私は別に定時ギリギリに出社するのが問題だと言っているわけではありません。

ではどうやって探るのか?それは次のStep2でご紹介します。

 

■Step2. 相手の土俵に踏み込むコミュニケーション

人は、好奇心旺盛な生き物です。
一見内向的な人でも、業務後や休日には、何かに打ち込んでいることがよくあります。
また、どこに重点を置いて仕事をしているかは、人によって千差万別です。
※人の素養については、以前記事にまとめたのでそちらも参考に。

teamomusoba.hatenablog.com


マネージャーはそれらを見極めるべく、自分のしたい話だけではなく、メンバーの趣味趣向を探るよう、うまくコミュニケーションをとっていきましょう。

うまくコミュニケーションを取るポイントの一例を以下に記載します。

  •  雑談力を身に付ける(傾聴、肯定的な応答(合コンさしすせそ)、様々な分野へ興味関心を持つ)
  • お菓子配り・お菓子箱を作る(一息つける空間を作る)
  • 笑顔、怒らない(相手の警戒心を解く)

f:id:teamomusoba:20180704061330p:plain

■Step3. 相手の特性に基づいてアプローチをかける

うまくコミュニケーションが取れると、そのメンバーはマネージャーに対し、「この人はわかってくれる人だ」と警戒心を解き、話を聞いてもらえる状態になります。

また、自身もメンバーのことをより理解できている状態になっているはずで、メンバーに対し、どうアプローチをするのか、見えてきていると思います。

例えば、責任ある仕事を任せるとモチベーションが上がるタイプには、リーダーをやらせてみる、技術志向で裏方にまわりたいタイプには、業務改善ツールを作らせる、など、メンバーの特性に合わせた課題を与えましょう。

課題を消化、取り組んでる際も、密なコミュニケーションは欠かせません。進んでいれば褒めちぎってあげましょう、進んでいなければ、抱えている問題をヒアリングして紐解いてあげましょう。

f:id:teamomusoba:20180704061345p:plain

■まとめ

仕事に対して無関心なメンバーは、実はそれほど多くないと考えています。
一見仕事に関心がなさそうでも、メンバーと密なコミュニケーションを取ることで、関心を引き出すことが可能です。
メンバーをマネジメントする際は、自分のやりたいことを一方的に押し付けても、成功しません。
メンバーのことを理解し、適切なアプローチをかけていきましょう。

 

なお、このやり方の適正人数は、5-8人くらいです。それ以上の数をマネジメントする場合は、さらなる工夫(チーム内でのグルーピング、サブリーダーを立てるなど)が必要です。