どうも、年末年始はボドゲ三昧のオムそばです。
2017年最後の記事は、"テスト"と"ボードゲーム"の合わさった記事を書きたいと思います。
昨日、オリジナルボドゲの"黒い霧とリンゴの木"の初テストプレイを実施しました。
いやー、受ける側に立って、改めて、"テスト"のすごさを体感しました!
改良に次ぐ改良を重ね、ようやく土台ができた気がします。
■「うーん…」から「おおお、やばいやばいっ」になるまで
前の記事で書いたルールを持ち、必要な駒やトークンはカタンや海底探検から拝借し、マップ(ヘクスタイル想定)は適当にギャザのカードを代用することで、準備完了。
いざ、テストプレイへ。
・1~5回目
- とにかくぬるゲー。本来であれば、8ラウンド回す予定が、
まさかの3ラウンドでパーフェクトゲームが続いた。
- プレイヤーの行動をとにかく縛って縛った。縛る際は、
違いを確認するために『極端に』かつ『限定的に』を意識して実施。
具体的には、森番の"口笛"を吹けなくし、"餌"を使えなくし、
動物の取得/放流をプレイヤーの行動回数にカウントし、かつ1匹ずつにし、
水上を歩けていた人は水上が歩けなくした。
まるでスーパーマンがどんどん力を失い、普通の人間になっていくかの
如く、ゴリゴリ縛っていったが、まだまだ足りない様子。
- この時点でのプレイヤーたちの行動
- やること決まってるため、結論が同じで、相談する必要があまりない
- とくに盛り上がり(動物やプレイヤーが危なくなったりしない)がない
- プレイ時間は想定20~30分だったところが、5~10分で終了
・6~10回目
- ここらへんから、少しずつプレイヤーたちに相談や、焦燥がでてくる
- 黒い霧の進行があまりにも遅いため、初回から霧を大量発生させる
- また、動物の数を1.5倍に増やし、かつ動物をさらに外側へ配置
- この時点でのプレイヤーたちの行動や反応
- プレイヤーたちの意見交換が活発になり、「どうする…?」とか
「やばいやばい」という声が出始める
- 構想段階で想定していた、後半になるにつれて霧が大量拡大し、
焦燥感や絶望感がプレイヤー達の中で生まれ、良い盛り上がりが出た
・11~12回目
- プレイヤー一人一人が全員同一の能力を持っているため、それぞれ別々に
『移動+1』『取得できる動物のコスト+1』『口笛を吹ける』『餌を置ける』
の能力をつけ、役割分担できるようにした。
- 最終的に、プレイ時間は20~25分まで延びた
■プレイヤーたちの貴重な意見の数々
ほぼ全ての変更が、テストプレイしているプレイヤーからの意見であり、
自分一人では思い浮かばなかった案がポンポン出てきて、しかも、
その意見に対しすぐに賛成するのではなく、必ず全員が意見を出し合い、
練ってから取り込んだため、質の良い改良ができました。
最後の方は、毎回毎回プレイヤー達が大盛り上がりしてくれて、非常に
モチベーションが上がりました。1/3に2回目のテストプレイをしますが、
その時までにルールを整理せねば。。。
そんなわけで、一回目のテストプレイは大成功に終わりました。
テストプレイ用のコンポーネントがもう少し整理できたら、
ボドゲカフェに武者修行に行きたいなぁ。
とりあえず、来年、秋のゲームマーケットに絶対出るぞ!!
では、皆様良いお年を!!