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君の名は。 ~出荷後の不具合編~

どうも、人格が入れ替わったらまず日付を確認することを強く決意しているオムそばです。

 

一番最初に書いた記事のタイトルに、"出荷後に発生したソフトウェア不具合"のことを「市場バグ」と書いたら、あまりメジャーな言葉ではなかったらしく、軽いカルチャーショックを受けてしまったのですが、それと共に、「じゃあ、正しい呼び方ってなんだろう?」という疑問が同時に浮かんだので、周りに意見を聞いてみました。

 

■結論:現場によって定義はまちまち

何人かに聞いてみたところ、結構呼び名が色々ありました。

 ・流出バグ
 ・市場不具合
 ・欠陥(ISTQB用語)
 ・リリース後不具合
 ・出荷後バグ
また、IPAがまとめた資料によると、現場によって呼び名はまちまちであると記載されています。要は、その現場ごとの定義次第ということですね。

なお、中には「本番障害」という言葉も出てきましたが、「本番障害」は、オペミスやハードウェア故障などの、"ソフトウェア不具合"ではないものも含まれることが一般的であるため、使わない方がよいでしょう。

 

■混乱を招かないために、用語の統一を

この話をしている中で、とある方が「定義はまちまちなので、テスト計画書等書くときは用語集を作って定義を確定しましょう」と言っておりました。
これはテスト管理に限った話ではないですが、サービスや、プロジェクトは色々な人が関わるため、用語の統一が重要になります。
言葉が統一されていないと、余計な誤解や混乱が生じるので、各現場、サービス、プロジェクト毎に、用語集などの整理をするとよいでしょう。

 

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