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リーダーはつらいよ

どうも、まずは目指せ100記事!オムそばです。

 

最近よく、リーダーになった人達の悩みや愚痴を聞くことが増えてきており、その時に良く出る話を、今回は整理してみたいと思います。
なお、本記事は私がいくつか読んだ本や、経験則、もしくは尊敬すべき上司の言葉、振る舞いなどをミックスしたものになります。
なので、一つの考え方だというレベルでとらえていただければ幸いです。

 

■いかなる事柄に対しても目的を見失うな

プロジェクトの目的はもちろんのこと、一つ一つの細かいタスクに至るまで、全ての事柄にはそれをやる"目的"があります。例えば、会議であれば、"何かを決定する"場や、"何かを共有する"場。テスト実行であれば、"OKをつけること"や"不具合を見つけること"など、活動の理由が目的です。
それらの目的をメンバーが見失ったとしても、リーダーだけは見失ってはいけません。リーダーが見失えば、たちまちそのチームは遭難してしまうでしょう。

 

■メンバーに負の感情を見せるな

リーダーたるもの、チームのメンバーが100%の力を発揮できるよう、日々メンバーのモチベーションを高める振る舞いをするべきです。
しかし、リーダーも人間であるため、メンバーが不出来(あくまでもリーダーの主観)だったとき、つい「なんでこんなこともできないんだ!」と"怒り"をぶつけたり、「これくらいはできると思ったんだけどなぁ」と"落胆"を見せたりしてしまいがちですが、絶対にやってはいけません。
人は負の感情をぶつけられると、冷静な判断ができなくなるものです。
負の感情をぶつけ続けると、「怒られたくない、がっかりされたくない」といったメンバーの萎縮に繋がり、萎縮はやがて報告漏れや取り繕いに発展し、最終的に隠蔽に繋がります。(怒られるのが嫌だから、面倒だから、隠しておこうになる)

 

 

■発散できる場所を探せ

前述の後者の方は、実践していると、正直結構病みます。
何せ、相手の攻撃にひたすら耐え、かつこちらからは攻撃できない状態がずっと続くわけですから。
なので、リーダーになる人は、自分の負の感情を発散できる場所を探しましょう。
スポーツをしたり、ゲームをしたり、チーム外の誰かと飲みにいったり、おいしいもの食べに行ったりと、自分の心をうまくコントロールしてあげましょう。
メンバーのコントロールはリーダーがやらなきゃいけないのに、リーダーのコントロールは自分自身がしなきゃいけないので、リーダーって、孤独ですよね。

 

 

ちなみに、私の発散する場所は、ボードゲームです。
ボードゲームが好きなリーダーの方がいらっしゃったら、いつでもお声掛けください。

エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方

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